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フィリピン生活7年目にしてフィリピン飽きた。

フィリピンに初めて来てから早7年。色々な変化がありました。

直近のフィリピンの印象

あくまで私の目線となりますが、初めてフィリピンに来たときの環境と比べると劇的に変化しているように感じています。

少し高級なレストランの客層は外国人しかいなかったのに今ではフィリピン人の比率のほうが多くなりました。

日本人御用達のマカティのリトル東京付近においても、ローカルのお客さんが増えていてフィリピン人の収入が全体的に上がっていることがわかります。

そして、夜の街、KTVにおいては日本人の存在感は薄れ、女の子たちには「日本人はケチ」という印象をもたれることが多くなり、韓国人、中国人の人気が高まっています。

その昔、韓国人はKTVにおいて横暴な態度が目立ち嫌われているという印象は、そっくりそのままケチになった日本人に当てはまるようになってしまうようになる始末。

しかしながらお金のある日本人向けの高級KTVは毎日賑わっているところを見ると、いい女の子といいお客さんは高級店に集まっているのでしょう。

また、フィリピンの将来性に成功の可能性を見出した日本企業が次々とフィリピンに参入し、そのおかげで若い日本人の人材がたくさんフィリピンにやってきました。

そのおかげか、フィリピンにおける日本人のコミュニティは活性化、健全化され、また、フィリピン在住が長いおじさんたちがその若者たちをサポートしているようです。

生活情報に関しては、これまでプライマーくらいしか頼ることができなかったところが、takusekiさんを始めとする個人メディア=ブログによって本当の意味で有意義な情報が発信されるようになり、今や広告だらけで分厚くなって必要な情報が探しにくくなったプライマーをみる必要性もありません。

そして、なんといってもGRABを筆頭とする配車サービスのスタートは多くの問題を抱えたフィリピンにおける移動を快適なものにしました。UBER撤退は残念でしたね。

フィリピンに飽きた理由

私は現地採用にて働いているしがないサラリーマンなわけですが、そもそもフィリピンに住んでみたくなった理由は「英語が話したい」「日本飽きた」の2点です。

英語に関しては日々話す機会はありますが、私はフィリピン人制作スタッフのマネジメントが業務のメインであり、商談などにおいて英語は使用しないため最低限の語彙力でなんとかなってしまい、5年前に英語学校に通って頃のほうがまだ英語がうまかった気がしています。

退化。圧倒的英語能力の退化。

そして、日本の日常に飽きてフィリピンに来たものの、現状便利になったフィリピンにおいてはお金があれば日本と同じくらいの生活ができてしまうわけで、これもまた、刺激を求めてやってきた私としてはよくないことだったりします。

英語も刺激もフィリピンにいる必然性がなくなったと感じたとき、どうしようもない飽きがやってきました。

フィリピンにおける刺激とは

じゃあ、お前は快適に過ごせない=刺激だといいたいのかい?と聞かれれば大きな声でNOと答えます。

私にとってフィリピンにおける刺激とは日本とは違う文化です。

フィリピンの文化や慣習によってどうしても不自由にならざるを得なかった部分が、全てではないですがテクノロジーによって解決しつつあり、それによって少しだけ独自の文化を感じづらくなりました。

例えば私は以前、通勤の際にタクシーを使っていましたが、朝の通勤時間においてはタクシーが捕まらないことが多かったため、ジプニーや電車をよく使ってました。(今は全てGRABです)

一般的に危ないとされるローカルの乗り物ですが、それしかなければそれに乗るしかありません。

汗だくで長い列にならんで、ギュウギュウ詰めの満員電車にのって、頭をぶつけながらジプニーに乗り換え、降りるときには大きな声で「パラポ!」と声がけするのはまさにフィリピン。

快適に過ごせないからこそ、その文化を経験せざる得なく、それはフィリピンを知らない人にとってはいい酒のつまみになることでしょう。

ただ、そういった文化の違いをどのように受け取るかはその人の感性や状況によるところが大きいです。

ちょっと旅行に来た人はフィリピン人のことを褒めるし、一緒に働いた人は不満をもつ人が多いし、10年以上住んでいる人は文化を受け止め同化したりとか。

それで私はというと「日本人と一緒」という印象に落ち着きました。言葉も文化も違うけれど、根幹的なところで違いが私にはつかなかった。

それでもSNSやブログを見ていると「ここが変だよフィリピン人」と言わんばかりの言葉が飛び交い、もちろん褒めることや愛情の裏返しでもあると思うのですが、別に日本は日本で「ここが変だよ大阪人」的なアプローチをしている人もいるわけで、私の中ではそれと同じレベルでした。

フィリピンに飽きた私の今後

私は元々、環境を変えることには躊躇しないタイプで会社を辞めたり、引っ越ししたりには抵抗がないのですが、思い切った行動を起こすにはちょっと歳を取りすぎたかな、と思うようになりました。

いやいや、年齢を言い訳にしてるんじゃねーよ、とお偉い成功者の方々がおっしゃいますが、いや、関係あるでしょうよ。あほか。

別に大金が欲しいわけじゃないけれど、友達や家族や恋人がお金に困ってたら助けてあげたいし、これからの若い世代に対して何ができるかも考えていきたいじゃない。

それを実現するにはとにかく金。金を稼ぐことが今の私にとって一番重要なことなのです。