なんか現実に起こっていることなんですけど、実感ってないですよね。
マカティ、パサイで昨日6人死体が見つかった
昨日ですよ。昨日。マカティって私が住んでるところですよ。パサイまでは割りと近いですね。で、どんな感じかというと下記の動画をご覧ください。まぁ、サムネイルでどんな感じか見えてますが。
顔をテープでグルグル巻です。その上、丁寧に「コイツは麻薬の密売人だ」っていう感じの内容の紙を置かれています。これって怖いですよねー、いやですよねー。でもドゥテルテはこういう殺人を推奨しているわけです。こんなんさ、私がこうされて殺されてもたぶん殺人者は不問ですよ。麻薬やってる証拠は無いですが、麻薬をもってない証拠もないですもん。悪魔の証明です。
現地の雰囲気
これでもドゥテルテの支持率はうなぎのぼりで批判する人は見たこと無いですね。むしろもっとやれーみたいな感じ。日本人でこうまでしないとフィリピンは良くならないから仕方ない(ドヤ)みたいな人がたくさんいて、私はそういう人は嫌いです。せめてドヤ顔じゃなくて苦渋の顔で言ってくれ。悪い奴を正義が裁くという構図で見てる幼稚な人は顔をグルグル巻にされてしまえ、と私じゃない誰かが言ってました。嘘です。私です。
結構身近です。
麻薬戦争というか殺人は結構身近です。日本にいた時よりもずっと。でもどこかで私に起こるはずがないと高をくくっているのも確かです。そうしないと何も行動できなくなってしまいますので。
ただ、もし道端に顔にテープをぐるぐる巻きにされた死体があって、私がそれを見かけたとしても私はそこまで動揺しないと思います。
フィリピンってそういうところだから。