ギックリ腰

【フィリピン】孤独なぎっくり腰

歳をとると体にガタがきますよね。肥満、物忘れ、視力の低下、肌質の低下、ムダ毛の増加。そしてぎっくり腰。

上記の全てをもれなく感じています。35歳、常夏。中でも1番辛かったのがぎっくり腰です。あれってマジで動けないんですね。さすが魔女の一撃と評される痛み。

当時の私の状況

私は今でも慢性の運動不足なわけですが、今はオフィスに来て座っているだけでもその体制を維持するのは運動になってるだろ、と思っているほどフリーランス時代は本当に要介護のような生活をしていました。まず作業はベッドの上で行っていました。

どういう事かというとこういうことです。

ベッドでパソコン

実際にはもっと横になっている体制です。やっぱり私が欲しいと思っているものって誰かが既に作っているんですよね。こんな感じで一日中。疲れたらそのまま寝てた。

にじり寄る悪夢

そんな生活ですからもう本当にやばいと思ったんですよね。だから筋トレを始めました。もうね、全然ダメ。高校の時の20分の1もできない。こんなんじゃ、その辺のストリートチルドレンにワンパンで秒殺されてしまう。もうね、頑張りましたよ。これで2,3ヶ月頑張ればマッチョになれるんじゃないか、モテるんじゃないかなどと鏡をみる事を忘れた私は筋トレの先にある明るい未来を疑わずにいたのです。

最初は違和感。それは腕立ての最中。何か腰に違和感がある。しかし、その違和感は小さい。まさか筋トレごときで負傷することはあるまいと運動不足の30を過ぎたおっさんは継続を選択したのでした。

その時がやってくる

ある日、私のコンドのロビーに友だちがやってきました。違和感を感じてから1周間ほどが経過。特に私は意に介していませんでした。そして友だちに会いロビーにて多少世間話をしてから用件が済んだので友人は帰路へ。友人を見送ろうとソファから立ち上がろうとした時、それはやってきました。

おや、立ち上がれない。なんか知らんがやばい。内心焦っていた私でしたが、友だちに面倒はかけたくなかったので座ったまま笑顔で送り出し。今後のプランを考えるのでした。

決死の帰宅。ロビー→エレベーター→部屋への道のり。

下半身麻痺になったかと思うくらい体が言うことを聞かない。やばいやばい、と焦っているうちに段々痛みがやってきました。そして立ち上がろうとするとビキッとした電撃のような痛みが走り、「ぐあ!」とリアルで漫画のような声を出してしまったのです。あー、これスラムダンクの桜木のアレじゃないかな。。。リハビリが必要かな。。。。

スラムダンクの桜木のアレ
sakuragi

しかしここに留まっているのはよくない。もしかしたらベッドで横になっていれば治るかもしれないし。意を決した私は断固たる決意をもって一歩ずつ、ゆっくりと歩き始めました。すれ違う人たちは私を怪訝な目でみているが、誰も助けてくれるつもりはないらしい。そうさ、人は1人で生きて1人で死ぬ。

なんとかエレベーターまでたどり着き(距離10m)、エレベータに乗り込むものの上がる時の振動によって気を失いそうなくらいの痛みが私を襲います。そして私の階に止まる時の衝撃にも耐え、部屋へ向かいます。運良く部屋にたどり着けた私は何かあった時のために鍵をかけずにベットへと倒れこむのでありました。

その後の生活

もはや痛みはクライマックス。病院に行こうにも体が動かない。しかしながら体を動かさなくても生活できる環境を構築していた私はシャワーとトイレという大作業を除けばそれなりに快適なぎっくり腰ライフでありました。

部屋の鍵を閉めないという大英断によってオンラインで注文したデリバリーフードを私の横たわるベッドにそのまま運んでもらう事ができましたし、冒頭のとおり、パソコンは寝ながらでも操作することができました。

ぎっくり腰は1周間ほどで程なく普通に歩けるまでに治り、徐々に日常生活へと戻っていくのでした。

ギックリ腰からの教訓

おっさんの急な筋トレ、ダメ、絶対。